ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

ギャラリー森山ゆうれい展、怖いもの見たさはかわらず。

私は、幼い頃、火葬場のとなりに住んでいたのだけれど、そこは相当古い建物で、待合室に気味の悪い掛け軸があった。うすらぼんやりした絵で、まともに見れないくらい怖かったのだが、今になると、どんな絵だったか,思い出したくてたまらない。 お寺の地獄絵…

何が食べたいか決められないおばさん。

あれをたべたい。 なにかやってみたい趣味とか、スマホの格安SIMを違う会社のに変更するとか、利便性を考えて引っ越しとか、普通は熟考してからやるようなことに限って、あまり深く考えず決めてしまう。めんどくさくないの?と驚かれるが、どちらかというと…

文豪、そして殺人鬼。絶賛ハマり中。

朗読劇のサークルに入ってから、声で表現する難しさを実感していて、プロの声優さんだったり、役者さんのセリフって凄いんだなと思うようになった。生の声で、登場人物がどんな人間なのか想像できて、お芝居を見ているかのように感情移入し物語に没頭する。…

そのひとことで、救われることもある。

そんなつもりで書いたわけじゃない事でも人を傷つける。でも、そんなつもりで書いたわけじゃないのかもしれないひとことで、気持ちが温かくなる出来事があった。過去も現在も、優しい人にたくさん助けられてきた。 頑張れなかった後悔 今の土地に引っ越して…

(再)毎年淡々とくりかえしていくこと。

ある頃から、私は八月が苦手になった。できれば八月というものが、すっぽりなくなればいいのに、とさえ思うこともある。そのくせ八月が終わって、撮った写真を見ると、毎年きちんと夏を満喫した顔で笑っている。 人間だれしも、表と裏の顔が合って、そのどち…

鳥をながめる平和な暮らし。

小学校の高学年の、ある一日。庭に、むしろを敷いて寝っ転がっていた。毎日、嫌なことが色々あって、空を眺めていた。飛ぶ鳥を見ながら、あんな高いところを自由に飛べるなんて、羨ましいと思った。鳥は、自由でいいな。 些細な一日なのだけれど、その時の気…

(再)父は不器用な若造だったと思えばぜんぶ笑い話。

寿司が好きだ。私にとって寿司はせつないご馳走なのだ。今でこそ回転寿司が寿司を身近なものにしてくれたが、昔は寿司は特別だった。夜中酔いつぶれた父が大声を出しながら帰宅し、無理やり起こされ眠い目をこすりながら食べた折詰に入った寿司。できれば起…