ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

現実はわりと厳しかったと知る。

つらい。

ついに
あいつが
来てしまった。
時間の問題だとは思っていたが
きやがったか。

突然の電池切れ状態。




ただいま。

バタン。


午前だけ仕事だった夫が帰ってきた瞬間にドアの音からしてなにか違う感じがした。



子育て中もそう思ったが
男の子の発熱した時の弱さ。
急にしょぼんとする感じ。
50過ぎても同じのようだ。


目が弱々しくなり、ティッシュをいたずらして怒られてるワンコみたいな悲しい顔。

そのくせさも平気そうに言う。



「ちょっとだけ喉が痛い。
 若干だが熱が高かった。
 でも全然なんともないけど。
 昨日タオルケットだけで寝たから冷えたかも。
 多分寝れば治る。
 なので今から昼寝します。」




ついにきたか。
丸まって寝ている夫の背中を見ながら覚悟を決めた。
そしてこっそり、保健所に電話をして今後の指示を受けた。

その日は何もかも予約がいっぱいなので、なんにせよ明日でなければ何もできないと言われた。
何か所かの発熱外来のある病院の番号を紹介された。

kanahebijiro.com

現実はこうなのかと驚きと焦り。


思った通り、夜のうちに38度の後半まで熱は上がり、喉や頭の痛みに襲われた。
実は夫。
前日まで県外に2泊出張に行っていたのだが、一緒に行った同僚も発熱していた。

いくら気を付けていても人が動けばリスクが高まる。
仕事で行ったのだから仕方がない。
今はもう誰がかかっても不思議じゃないくらい流行っている。

でも布団の中で色々と電話しながらなにやら謝っていた。


謝罪の王様




噂には聞いていたが、紹介された発熱外来は1時間以上電話が繋がらなかった。
ようやくコールが鳴った1軒目は9時半時点で本日のPCR予約は締切ましたと言われた。
試しに薬局のPCRセンターにも電話したら「対象は無症状のみです」と言いガチャンと切れた。
毎日同じことを言わなければならないだろうし仕方ないだろう。

手分けしてかけてもチケットをとる時のようにずっと話し中。
あきらめかけた頃にやっと電話がつながった。
話してる途中で受診歴がないので断られかけたが、春に越してきたばかりでかかりつけがないんですとお願いしたらなんとか予約を入れてくれた。
たぶん電話のやり取りに疲れ切っているのだろう。
朝からつながらずにイライラをぶつける人もいるのかもしれない。
それでもスムーズに予約を入れてもらえて本当にありがたかった。

駐車場が混むので2時間後に来てと言われた。
車の中で検査をして解熱剤を出してもらえた。


陽性判定と同時に、夫のカラ元気は完全に消えて本格的に夏風邪ぐったり状態になった。

今思うと県外出張から帰り、ダラダラせずに早く寝た時からなんか違和感はあったようだ。

男子はなぜ初期の兆候を必死で隠すのだろう。
認めたくない気持ちはなんとなくわかる。

でもかかってしまったものは仕方がない。



悪いことをしているわけではなく仕事だったのだから仕方ないのに、
ずっと電話で陽性だった報告をしていた。

「コロナにかかってしまいました。
 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」


早く終わらせて寝ろと思いながら聞いた。
こうやっていつも働いているんだよな。
感謝しなければ・・・





罪人ではなく病人なのだが肩身が狭いのが今の世の中なのだろう。

注意深く見守っている。
心配なことだらけだが、
このピンチを乗り切らなければ。



買っとけばよかったあれこれ。




使い捨てできるように割り箸、
トイレとか手洗い後に手を拭くペーパー
看病の時色々なものをさわる用の使い捨てのポリ手袋
トイレを使うたびに毎回拭く薄い使い捨てシート
この辺りは100均で買ってもいい感じ。


アイスノンは二つ
体温計も患者と子供にできれば分けて二つ


ウイダーインゼリー系
クーリッシュバニラ
冷凍うどん
自分も感染してた時の為にレトルトとか。
この辺があると助かるかも。


食器や箸を分けて洗うのも神経を使う。
夫の使った食器に熱湯かけたり
毎回使うたびにトイレを拭いたり
手を洗ったり
捨てれるのが気が楽だし負担も少ないから100均で色々買っておけばいいかも。






9月1日の釈放まで
頑張らないと。


平凡でたいくつな日常は
やはり素晴らしいのだ。


               ココ