生きる

そこはぜったいゆずれない女子。

生きる

当たり前すぎる話だが、きょうだい同じように育てたつもりでも、行動や考え方がそれぞれ違ってちょっと面白い。

なぜそこにこだわるのか?

長女と次女はけっこう年が離れているがとても仲がいい。
同じ県内にいるので長女はたまに帰ってくる。
この前も二人でいつまでも延々と話していた。

チョコアイスが3本
バニラアイスが4本

冷凍庫にこんな感じで残ってて、今チョコが食べたいとしてどっち食べる?

長女     そこは普通にチョコにきまってるじゃん。
次女     えー!バランスが崩れるのが気持ち悪いから絶対にバニラだな。

次女は今の欲望でチョコを減らしてしまうよりも、今回はバニラで妥協して次回のために数のバランスをよくしておきたい派だった。

今の欲望に忠実になるか
次の選択肢を増やすか?
でも、うかうかしてチョコがなくなったらどうするの?

ずっと平行線で話していた。
アイスのバランスって何?

私も多分多いほうのバニラを食べると思うのだが、その理由はちょっと次女と違う。

職場などで箱に入ったお菓子の中でどれでも好きなの選んでいいと言われたとき。
なんとなく数が多いのを選ぶ癖がある。


その話をすると長女に言われる。

「あー私も配るけどみんなそうやって遠慮するよねー。素直に好きなの選べばいいじゃん」

分かってはいるのだが。
それでもなんとなく多いのを選ぶのだ。
あまり好き嫌いもないのでどれでも結局おいしいし。
大人の変な遠慮なのかもしれないし、性格が田舎ものなのかもしれない。

でもこればっかりは性分なので仕方がない。

でも次女の多いほうを選ぶこだわりは少し違うようだった。

だれも止められない。

考えてみると次女はまだ幼稚園の頃からそうだった。


我が家は当時、専用の冷凍庫まで用意して大容量の箱アイスを常備していた。
よく買ったのは、パピコやホームランバーやスイカバー。
そしてうずまきソフト。

うずまきソフトにはバニラとチョコとミックスが入っていた。

きょうだいの中の人気ランキングは

1位チョコ
2位ミックス
3位バニラ

選ぶとき息子はチョコアイス一択な男だった。
バニラなんぞには目もくれず迷うことなくチョコを食べる。
自分の欲望に忠実な野生の男だ。

そして長女はその時の気持ちに素直だ。
どれにしようかなと言ってから、冷凍庫の中身が溶けるくらいのんびりと長い間あけっぱなしで優柔不断に悩む。

その悩みには全体のバランスなんてものは考えていない。
考えた末に食べたいものを食べる。

そして次女。

「あーまたお兄ちゃんがチョコばっかり食べてる! 」
「もうー!!!」    

そして、バランスを考えるあまりいつもバニラばかり食べていた。

「わたし、小さいときにうずまきソフトのチョコって食べたことない気がするんだけど」

今になってこんな事を言っている。
知らないし・・・

長女が聞いていた。

「一人暮らしで全部自分のだったらどうする?」

「何言ってんの!絶対に交互に食べるに決まってるじゃん」

私が聞く。

「チョコしか入ってないアイスと、バニラしか入ってないアイスと二箱買ってきたらどうする?」

「そんなの交互に一個ずつ楽しむに決まってるじゃん」

「その日の気分は?」

「少し我慢な日があってもやっぱりそのほうが気持ちがいい」

うーん。
分かるようで分からない。
ちょっとだけは分かる。

小さい事ではあるが。

次女が小さい頃。

一番小さい子なのに、きょうだいにゆずってばかりだとよく褒められていた。

でも今この話を聞くと、譲っていたのではなくて本人のこだわりだったようだ。

こうなってくるとこれは本人の譲れない部分。

辞書を引くと出てくる。
へき【癖】かたよった好みや習性。
これなのかもしれない。

そして誰にでも少なからずありそうな気がする。
よくわからないこだわりや癖。


ゆずれない夏

それぞれの違いが。

そういえば例えば休みの昼なんかにパンを一個ずつ買おうという時も選び方に個性があった。

長女は時間をかけて選ぶ、小さくて豪華な絶対に美味しいパン。
息子は秒で決まる、見た目が派手だったり面白そうなパンかすごく甘そうなパン。
次女はというと・・・

悩みまくり、でっかくて安くて色々入ってたりする得な感じのするパンを選んでいた。
考え抜いてこれなんだとびっくりすることもあった。

パン一個やアイスの選択一つとっても人はそれぞれの考え方があるんだなと
感心させられたものだ。

こんな小さい事ではあるが相手の考え方や、自分との価値観の違いがある。

へーそうなんだー。
そんな風に感じるのね。
なんでだろうね。

そんな風にそれぞれの違いを笑えるって幸せなことだと思う。

その考え方や振る舞いはおかしいよ。


そんな風に批判したり人と喧嘩をすること
相手のすることが許せないと思うこと

これはすべて自分と同じではないことが許せない
自分の希望どうりに相手がしないことが嫌
そんな感情からスタートするのではないか。

娘たちのアイスごときの会話から

おばさんは考える。
でもたぶんこの会話はそこまで複雑な話ではない。


ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

                  ココ

コメント

  1. たまぞう より:

    たまぞうは素直に好きなもの選ぶかな(・∀・
     その前に選んだ人も好きなもの選んだ結果だと思ってるから、自分も好きなもの選んでいいのだ ( ̄^ ̄)
     …って思うようにしてる!

  2. ココココ より:

    鳥天さん
    そうそう
    我が家もお菓子に名前書いてたなー。
    懐かしいわー。
    あと私、ウインナーは食卓に出す前に一本食べる意地汚い母だったよ😄

  3. ココココ より:

    ぽぱいさんコメントありがとうございます。
    本当にきょうだいの性格の違いは毎回驚かされます。
    性格ってどう決まっていくのか、面白いです^m^

  4. ココココ より:

    五郎さん
    チェルシー懐かしいです。
    当時ヨーグルト味ってなんか新しい感じがしました。

    好きなものを遠慮なく欲に忠実に戦う。
    そんな人間になりたかったwww
    😂

  5. ココココ より:

    文貴さんは好きなのを食べる派なのですね^m^
    バニラ好きなら我が家のチョコ好きの息子といればうまくいきそうwww

  6. 文貴(fumitaka) より:

    アイスならバニラアイスが一番。
    バニラアイスを無くなるまでず~と食べるけど(^^)

  7. スティンガー五郎 より:

    物を選ぶ時っって個性が出ますよね。
    価値観が出るっていったほうが正しいかもしれません。

    私は子供の頃、チェルシーのアソートを選ぶのに妹とケンカをしたことが多々あります。
    私と妹は己の欲望に忠実で、一も二もなく大好きなヨーグルト味ばかりを食べていました。
    残るのはいつもバタースカッチ味ばかりで・・・・・。

    お腹が減ってどうしても耐えられないときには、仕方なくバタースカッチ味を食べました。
    妹も同様です。

    ママンの教育は兄妹平等だったということでしょうか?(笑)

  8. ぽぱい より:

    ほんと、兄妹って不思議です。
    全く同じように育てたと思っているのに性格は全然違います。
    やはり兄妹でも立場によって性格って変わるのですね😃

  9. 鳥天 より:

    楽しみに好きなのを後回しにすると、いつの間にか消えるので欲望に忠実に生きることにした中学生・高校生の母。大人げない。そのうち名前を書かれるようになったので、結局残り物を食べていたなぁ。

  10. ココココ より:

    Hanabiさん
    次女派ですね。
    いるんだーっちょっとびっくりしてます。
    面白いですね(*´ч ` *)

  11. ココココ より:

    アイス用冷凍庫は、今現在長次が持って行きました。一人暮らしに冷凍庫がけっこう役に立ってるようです(^-^)
    あ、次女派ですね

  12. ココココ より:

    ひでぴんさん
    以外に次女派がいて
    びっくりしてます。
    みんな自由でいいですよね(ง ˙ω˙)ว 

  13. ココココ より:

    Satomiさん
    なんかそのほうが安心するんですよねー(^-^)

  14. satomi より:

    私はココさん派かなぁ。最後の一個とかを取る勇気がないので、たくさん余っているやつを選びがち。

  15. ひでぴん より:

    僕は次女さんタイプですかね。パンの選び方も😅
    それぞれにこだわりみたいなもの、ありますね。他人に押し付けにならないこだわりは一種の個性かな。全然OKだと思います。

  16. AKAZUKIN より:

    アイス専用の冷凍庫!!あこがれ・・・
    子供さんたち、それぞれの気持ちの違い、視点の違いが面白いですね。
    私も偏るのが気になってしまうほうかな。。
    そして好きなものを置いておきすぎて、結局食べられないってタイプかも^_^;

  17. hanabi より:

    面白いですね♪
    男の子は自分の好きなものしか視界に入らないの、わかります(笑)
    次女さんの気持ち…めちゃくちゃ共感!全部自分のものでも、偏るのが気持ち悪いんですよね。
    その時の気分じゃなくて、気持ち良く0まで持っていきたくなります(笑)