子育て

愛情のこもった食事。それ以外はあまり必要なかった

子育ては悩む事が多い。特に自分が個性的な親に育てられた影響で、子育ての正解が分からなかった。必死になりすぎて身勝手な絶対君主のような母親になってしまうこともあったように思う。 自分の体裁ばかり。 自分のようなみじめさ、...
罪悪感

無駄!無駄!無駄!一通りやらなきゃ気がつけない。

50代。私を含め同じ世代には浪費家だったタイプが多い。本人の性格もあるだろうが時代の雰囲気もあったように思う。 今では後悔の浪費の日々。 18歳で高校を卒業し関東の百貨店に就職した。上京した時「今日はなんの祭りだ?」と...
罪悪感

犯罪者なのだろうかという不安。考えの黒歴史。

思い出す度にどんよりとした気持ちになる自分の考えの黒歴史がある。なぜ「考えの黒歴史」なのかといえば、その黒歴史は私以外誰も知らず、私の頭の中で完結した。忘れられない定期的に思い出してしまう黒歴史だ。 まだ30代だった。 私が結...
私について

喉から手が出るほど普通に憧れた数年間。

いついかなる時も自分自身の人生に集中していない気がする。無邪気に目の前のことに集中できるのは本当に幸せなことことで、歳をとればとるほど考えは複雑になっていく。 楽しいことをたのしめない。 年末、夫の実家で毎年恒例の餅つ...
母について

つまらない愚痴悪口。聞いても言っても晴れない気持ち。

うんざりしながら聞いている誰かの悪口。こんな顔をしていたんだなと冷静に眺める自分。昔はもっと楽しく過ごせたはずなのに。歳を重ねるというのはこんなにも重苦しい悩みが増えるものなのか。 お土産はふこうな話。 母は不...
父について

現実逃避。夜の街を愛する父

弟が産まれしばらくは病院通いが続いたが、最初に母が、少し後になり弟が退院した。極小未熟児で産まれた為か、敏感で夜泣きがひどい赤ん坊だった。明け方まで泣き続けることも珍しくなかった。 それでも家に自分以外の子供がいる暮らしは楽...
私について

見えない傷。言葉は刃物。

自分の声があまり好きになれない。ときどき自分という役割を演じている感じがする。相手の喜びそうなことを言い、良い人間だと思われようとする。 他人が不機嫌になったり気分を害することに異常に敏感である。相手が機嫌よく過ごすとホッとする自分...
父について

酒、飲まずにはいられない。

あの頃はうんざりするほど長くいつまでも続くのだろうと思っていた。そのさなかにいる時、後から考えてまさかあれが幸せな日々だったと思うことになるとは夢にも思わなかった。 古い古い記憶。 父はいつも酒と煙草のにおいがした。いつも中古...