感情

生きる

ふたりはともだち。

バカらしいこというなよ。がまくんがいいました。いままでだれもおてがみくれなかったんだぜ。きょうだっておなじだろうよ。わたしはこの部分が特に好きだった。子供の音読の宿題。子供が一生懸命読むのを聞いてしょっちゅう目頭が熱くなった。え?泣いてる...
出会い

親愛なる茶熊さんへ。

春の風が好きだ。春の匂いが好きだ。散歩をしながら心の中で同じ事ばかり考えため息を一つ。風の強い春の日が大好きだ。少しまだ冷たさの残る風が好き。髪の毛をぐちゃぐちゃにするくらい強い風が吹く。今日の散歩にはこれくらいがちょうどいい。会ったこと...
母について

母との家出という名の汽車の旅。

母は私を連れて何度か家出をした。遠いセピア色の思い出。 決行は夜明けと共に。 毎晩家に帰らず酒を飲み歩くような父だったので当然けんかも多かった。でも「父が帰らない夜」というのは我が家にとって普通の日常だった。普段は父不在のほう...
自由

違いのわからない女。

全然知らなかった。私は痛恨のミスをしていた。 爆睡。 ウルトラマンじゃなかったのね君は?っていうかタロウだってウルトラマンメンバーなんでしょ?一体この人は何人目なのさ?6番目のウルトラマン!!!買おうとしていたウルトラマンじゃ...
自由

一種の血沸き肉躍る推し活。

あなたの考え方やつぶやく内容が気に入らないのでTwitterを引退しろと言われた人がいるらしい。 そんな事を言われた人のブログを読んだら自分が言われたわけじゃないのに無性に腹が立った。好きにつぶやくことにもリスクがあるのか・・・人は...
母について

親子はお互いを傷つけ心をえぐりながらしか生きられないのだろう。

母方も父方も共に祖父は長生きだった。 幼い頃はよく分からなかった。 母方の祖父は何事にも厳しく怖かったようだが私にはいつも優しかった。祖母は母がまだ小さい頃亡くなり後妻さんがいた。私は大人になるまでその人が自分のおばあ...
私について

これからは普段使い。

子供も二人家を出たので、普段はめちゃくちゃ少ない食器で生活している。この先まだまだきっと引っ越しはするだろう。去年引っ越して若い頃のような体力もないのだと、つくづく感じた。なので引っ越しが楽なように物は増やさないようにしている。普段は10...
子育て

豆の音。近くまで来ている春。

節分は私にとって毎年デトックスデー。 冬が好きで嫌い。 立春の前の日。節分までは毎年なぜか心が重い。北国の冬は長く厳しく日照時間が短いせいか、陰鬱な気持ちになりがちだ。辺り一面真っ白な雪景色を雪を踏む長靴の音を聞きながら一歩一...
子育て

近くにいずとも元気ならば。

私と父は誕生日が1日違いだ。結局20年以上会っていないのだから、何の因果かと思ってしまう。母は、「ぜったいに忘れないように近い日に産まれたんじゃない?毎年泣いて思い出してるでしょきっと」そんな風に言ったりする。毎年のように1日違いの誕生日...
出会い

大失態。でも温まるこころ。

世の中親切な人が多い。人との出会いには本当に恵まれて生きてきた。20代からずっと人の親切に支えられて暮らせていた気がする。今のように人と出会う機会がなかなか持てないコロナ禍はなんだか人間からリアルで人と話すチャンスを奪ってしまったように思...
私について

人はいつどこでつながるかわからない。

短気は損気。後先を考えずに怒りを口に出してしまうと、その場はスッとするかもしれないが結局しばらくもやもやしたものが残ってしまう。いやいや全然そんなことはない、思ったことはその場で言うべき派ならいいのだろうが私は気にしいなので後からうじうじ...
子育て

争いのない世の中になりますように。

年末に娘と息子が帰省し夫の実家で関東から来た親族も集まって数日過ごし第二弾で私たちの住むアパートに帰った。先日ようやく娘と息子はそれぞれの住処に帰って行った。 今、少し気が抜けている。 二つのタイプ。 ...
罪悪感

猪突猛進。後悔。痛み。仕方ないそれがぜんぶ自分。

不幸自慢は恥ずかしくないんですか?もしかしたら痛いであろうおばさんの自分語り。気に障る人がいても不思議はない。 誰より自分が一番わかっている。恥ずかしい自分をさらけ出しているのだから。 感想はすべて宝物。ずっとずっとアクセス0...
出会い

同じ歩幅で歩けるということ。

朝、唐突に思い出した。「そういえばクリスマスイブじゃない!」今日は記念日だった。夫に言うと怪訝な顔で言った。「え、なにが?」四半世紀以上前の事だから、忘れるのもそりゃー無理はない。 子供にとってのクリスマス。...
私について

雪。冬のコミュニケーション活動。

私の住む雪国。だいたい12月頃から本格的に雪が降る。去年は記録的な大雪で雪害と言ってもいいほどの雪で大変だった。毎年のように忘れずに降る雪。しんしんと静かに降り続く雪。朝になるとおそるおそる窓から外を見る毎日。それが3月の頭、春が来るまで...