母についてつまらない愚痴悪口。聞いても言っても晴れない気持ち。 うんざりしながら聞いている誰かの悪口。こんな顔をしていたんだなと冷静に眺める自分。昔はもっと楽しく過ごせたはずなのに。歳を重ねるというのはこんなにも重苦しい悩みが増えるものなのか。 お土産はふこうな話。 母は不... 2021.11.16母について
私について見えない傷。言葉は刃物。 自分の声があまり好きになれない。世の中にたいして自分が常に意識的でその相手との自分という役割を演じている。相手の喜びそうなことを言い、良い人間だと思われようと常にどうふるまえばいいかのアンテナを張る。 他人が不機嫌になったり... 2021.10.15私について
父について酒、飲まずにはいられない。 あの頃はうんざりするほど長くいつまでも続くのだろうと思っていた。そのさなかにいる時、後から考えてまさかあれが幸せな日々だったと思うことになるとは夢にも思わなかった。 古い古い記憶。 父はいつも酒と煙草のにおいがした。いつも中古... 2021.10.07父について