年末に娘と息子が帰省し
夫の実家で関東から来た親族も集まって数日過ごし
第二弾で私たちの住むアパートに帰った。
先日ようやく娘と息子はそれぞれの住処に帰って行った。
今、少し気が抜けている。
二つのタイプ。
久しぶりに会う親族も
変わりない様子だった。
いつも思うのだが、
ニンゲンには二通りのタイプがあって
一つは
言いたいことを言って、嫌なことは率直に口に出して
腹が立った時は態度に出して生きる人。
もう一つは
自分の感情を決して出さずに、へらへらとその場に合わせてばかりいる人。
とにかく小さなことでも人と揉めるのが嫌なのだ。
あ、べつにどっちでもいいよが口癖だったりする。
人に合わせるって、いかにもいい人のようだけど
実はものすごい裏表があって、心の中ではけっこうひどい感想が浮かんでいたりする。
口に出さないだけだ。
それは自分がそうだから分かる。
どちらも良さと欠点両方があって、本当はバランスがとれていればいいのだろう。
今年はちょっと変わりたかったりする。
ニンゲンが10人も集まると。
20歳過ぎた息子と娘。
その場の空気を読んで、雰囲気を和らげる言葉を言えるようになっていた。
今回唯一の男の孫だった息子は、いいムードメイカーになっていたし
長女は食洗機とロボット掃除機を買うほど家事が大嫌いなのに
適度にいい子ぶって茶碗を洗ったり、率先して片づけをしてくれた。
嫁をやっている私を見て、めっちゃいい娘と息子を演じていた。
高校生の次女も普段はめちゃめちゃ部屋が汚いが、驚きのフットワークで茶碗を片付けていた。
後半になって、自宅に戻ってからは3人ともテコでも動かないくらい
こたつにもぐり、ぐうたらにエサを待っていたけれど前半頑張ったから許す。
外であれだけ出来たら充分だ。
子供をみてつくづく思う。
家を出て、親以外の人にずいぶん育ててもらった。
二人とも酒が飲めるようになって、挨拶ができるようになった。
私の子育てはがむしゃらで、今思うとどう考えてもへたくそだったし
正直毒親と思われてもしょうがないような態度もとったのに
それでもずいぶんと良く育ってくれたものだ。
なので毎年恒例のケツにニキビができるほど、せっせと食べさせた。
初詣に行ってお礼を言った。
いつも見守ってくれてありがとうございます。
そしてもう一つお願いした。
この世から人と人の争いがなくなりますように。
ココ