太宰治が学生時代に暮らした下宿。
そこで行われる声優劇団津軽カタリストのゴールデンウィーク公演。
入団してまだ日の浅い新人も、立ち上げからの大先輩も、今日たまたま興味を持って見学にきただけの人も一緒になって一つの作品を作るという企画。
昨日、初日の公演に参加してきた。
まだ日の浅い劇団員に経験を積ませるため、というだけあって緊張で段取りが頭からぶっ飛んだり
わちゃわちゃした雰囲気もそのままで、YouTubeでライブ配信しながら非常に和やかな本番だった。
自分の経験不足はさておき、人の数だけあるそれぞれの声を使って、物語を表現するドラマリーディング。
あちこちから素敵な声が重なり一つの作品が完成する。
朗読とも演劇とも違い、なかなかに奥が深い。
舞台裏から、ありのままをすべて見せる津軽カタリストのゴールデンウィーク新人プレ公演。
中学生から70代まで参加する、このサークル。
それをひとつにまとめる代表。
同年代の熱い人だ。
決して人になにかを強制するわけでもなく、自由な情熱をまわりにじわじわと分けている凄い人だ。
今年度の活動が本格的にスタートした。
機会があれば、ぜひ一人でも多くの人に、ドラマリーディングの世界をのぞいて欲しい。
ココ