2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
はいどうぞ。 20代は危なっかしくフワフワと生きていた気がする。全くしっかりしていなかったあの頃。 人って優しい。 おかしな事をするたびに見知らぬ人に助けて貰うことも多かった。 ほんの些細な事でも助けてもらった事は忘れない。幸せなことに助けても…
しんぱいしすぎた。 私は欲張りだった。気負いすぎていた。それに気が付くのに何年かかったのか。 面倒な自分のこころ。 少し前。濡れてしまったアンパンマンくらい力が出なくなった。 それはわりと急にそうなった。 一か月ほどの間。朝に家族を家から送り出…
小さい頃から恐ろしいほどドンくさくて、そのせいでしょっちゅう転んだり怪我ばかりしていた。よくぞご無事でと自分でも思う。 昭和のがっこうがえり。 小学校の帰り道。 私の家は火葬場の隣で町のはじっこだったので校内一二を争うくらい学校から遠い。 土…
つらい。 ついにあいつが来てしまった。時間の問題だとは思っていたがきやがったか。 突然の電池切れ状態。 ただいま。バタン。午前だけ仕事だった夫が帰ってきた瞬間にドアの音からしてなにか違う感じがした。子育て中もそう思ったが男の子の発熱した時の弱…
しってるよ。 ちょいちょい断捨離をしているので持ち物は少ない方だ。引っ越すたびに生活はシンプルになっていくが心の中にはたくさんの思い出。 ジプシーのようだった。 洋服であれ身の回り品であれ、物はわりとあっさり捨てれる。でもなんとなく捨てれずに…
ウリ坊というのはイノシシとぶたのハーフだと大人になるまで思っていた。そういえばウリ坊の絵や写真はいつもミニサイズのイノシシだなと思っていた。あれはイノシシの子供時代だからだと23歳の時はじめて聞いた。でもすぐには信じられなかった。 快適な我が…
こんなかおだったんだ。 SNSのない時代。たまたま駅で見かけた名前も知らない人を好きになった。あの人は何て名前なのかな? 好きな人とたまたま目が合った時の微笑み。あれは夢があったし、どういう意味の微笑みだったかと、想像力がふくらんでよかったなぁ…
もやがかかった記憶。 たまに懐かしく思い出し、また行きたいと思う遊園地がある。でもそこはもうとっくの昔20年くらいも前に閉園してしまい今はなくなってしまったようだ。それを聞いた時は正直ショックだった。そこを思い出す時、毎回少しせつない気持ちと…
いる?いらない? 実家はどこですか?その質問が苦手だ。こうい場合は親が住んでるところを言えばいいのだろうからたいていの場合は母の住むアパートがある街を言っておく。数年暮らした好きな町だが正直そこに自分のルーツはない。実家。 辞書でひいてみた…
以前テレビを見ていたら、コンビニの商品がシェフの舌でテストされ合格するかという番組があった。 開発した人が祈るような顔で見る中、シェフや批評家の人達が首を傾げたりしながら食べている。番組を盛り上げるためか、まずそうな顔で食べている。「なんか…
おふとぅんさいこう。 日々の生活。毎日のようにどっちにするかの選択の繰り返しだ。右に行くか左に行くか?その都度どちらにするか選びながら進む。選んだ瞬間にこれは間違っているのではないかと感じる胸騒ぎ。たいてい当たる。 億劫だった外出。 最近なん…
当たり前すぎる話だが、きょうだい同じように育てたつもりでも、行動や考え方がそれぞれ違ってちょっと面白い。 なぜそこにこだわるのか? 長女と次女はけっこう年が離れているがとても仲がいい。同じ県内にいるので長女はたまに帰ってくる。この前も二人で…
寿司が好きだ。私にとって寿司はせつないご馳走なのだ。今でこそ回転寿司が寿司を身近なものにしてくれたが、昔は寿司は特別だった。夜中酔いつぶれた父が大声を出しながら帰宅し、無理やり起こされ眠い目をこすりながら食べた折詰に入った寿司。できれば起…
めちゃくちゃ不謹慎なのだがよくお悔やみ欄を見る。ヘルパーをしていたので、人は同じ年齢でも本当に様々な考え方なものだと思いながら過ごした。 そして年齢を重ねるごとにお悔やみ欄に様々な人生を感じるようになってきた。お悔やみに30年会ってない父の名…