ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

垣間見る女子高生の恋。

こんなかおだったんだ。


SNSのない時代。
たまたま駅で見かけた名前も知らない人を好きになった。
あの人は何て名前なのかな?

好きな人とたまたま目が合った時の微笑み。
あれは夢があったし、どういう意味の微笑みだったかと、想像力がふくらんでよかったなぁ。



おかあさんには理解不能

女子高生の娘がいるのでいまどきの友達の作り方だったり恋愛事情を聴くと
驚くことが多い。


今どきはラインじゃなくてインスタでつながってるという時点でもう何のことやらわからない。
インスタで話した人と仲良くなったらラインを交換するらしい。

顔がはっきりわからない友達やら先輩、後輩、男子、趣味の会う人

随分と知り合いが多いものだ。

今どきはみんなこうなのだろう。

大丈夫かなと少し思う。





我が家の次女には小学生の頃からスマホを持たせていた。

一番上のお姉ちゃんと年が離れているので、ラインでやり取りできるように最初は親のおさがりスマホでWi-Fi家の中限定で持たせたのが始まりだ。


念の為、エロやアダルトサイトにアクセスしようとすると、私のスマホにメール通知が来て
つながらないように操作できるような設定で持たせた。
リビングでしか使ったらだめとか、夜は九時までとか細かく決めてルールを破ったら即返却という約束だった。

それでも私が仕事に行ってる間は使いたい放題。
今考えると持たせるのは早かったのかなとも思う。

仕事が終わりロッカーからスマホを出すとエロアクセス通知のメールがいっぱい来ていて

あら随分勉強熱心に色々検索してたのね・・・

そんな時期もあった。


女子の伝統芸。

娘がいると定期的に女同士の人間関係のごたごたを聞く。
急に萎えている時は、女子あるあるで悩んでいる。

この前まですごく仲良くしていた友達が態度がおかしいとか、
3人グループが急にしっくりこなくなったり、グループもコロコロ変わる。
昭和、平成、令和と時代は変わっても変わらないのが女子だと感心する。


でも大抵の悩みは、一定期間好きなだけ家で愚痴ると
いつの間にか何とかなっている。

我が家のモットー

愚痴は家の中で好きなだけ言え。
人の悪口は外では言うな。
この逆をやったら大変なことになる。
常に人の悪口や愚痴を嬉々として言う女にだけはなって欲しくない。
やっぱりそれを聞くのはまわりがしんどい。

積極的なのか奥ゆかしいのかどっちだ?

昔から惚れっぽくてすぐ誰かを好きになっちゃう女の子はいたが
今もやっぱりいるらしい。

我が家の娘は今だ彼氏などできたことがないタイプだ。
でも友達の恋バナを聞くのは大好きで、それをちょこちょこ教えてくれる。

仲良しの女の子が違う友達の女の子に怒っている。

ある男の子を好きだったけどもう好きじゃなくなった。

彼女の主張はこうだ。

「だって彼は私にはいいねだけなのに、○○とは随分楽しそうに会話が弾んでるんだよ。
きっと私の事嫌いだから無視してるんだよ。私が好きだって分かってるのに話してるなんて。
私だって話したいのにずるい。」


この怒りはインスタでの好きな男子と友達との会話を勝手に見て嫉妬しているのだ。
てっきりリアルの会話かと思ったのでびっくりだった。

うーん。


もしかしたら全然好きでもない女の子とは意識せずに会話出来たり、好きだからこそ緊張して迂闊に話せない場合もあるから嫌われてると言うのは勘違いじゃないかと娘は話したようだ。

でもその子はそうは思わず
いいねだけしかないのは興味がないからと感じるらしい。

めんどくさい世の中になったもんだ。


SNSは誰なのか分からない人に勝手に会話を見られて嫉妬される
モテる男の子は迂闊に会話もできない。

友人は彼のマスクを外した生の顔を見たこともないらしい。
インスタの写真を探してかっこよかった。
そして自分のめっちゃメイクした写真を載せて見てもらうようにアピールするらしい。

メッセージをくれないから嫌われてると思う現代の若者。


いいねや画面上でのことば
そこにすごく意味を感じているようだ。

そして反応のないイケメンをあきらめてすぐ反応をくれた違う男の子を好きになったようだ。


ちょっとおばさんには理解不可能。


kanahebijiro.com

平安時代
貴族はある程度の年になると男女が気軽に顔を見れなくなり
顔を知らない異性を陰から垣間見て恋をしたというのを思い出した。 垣間見。

顔をちらっと見て好きになったら、和歌を送り合って恋愛成立。


現代の子も垣間見をしているのだろうか。 そんな平安貴族みたいなまどろっこしい事をせず、こっちから話しかければいいじゃん。
まわりをうろうろしてアピールしちゃえって!

恋は当たって砕けてこそ恋。

こんな昭和のおばさんの価値観はもはや古いのだろうか。

                    ココ