ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

出会い

おしゃべりしながら、おばあさんの中の少女を探す。

ここ最近、色々な人とお話をする機会が多い。私は清掃の会社で働いているのだけれど、依頼されたお宅の掃除以外にも単発で違った内容の仕事を手伝ったりする機会がある。 先日も、スーパーでイベントがあって、レシートを持ってきた女性のお客様に、空くじな…

津軽カタリスト、GW 新人プレ公演。

太宰治が学生時代に暮らした下宿。 城下町弘前に、いまだ残る古いお屋敷、太宰治まなびの家。 そこで行われる声優劇団津軽カタリストのゴールデンウィーク公演。 入団してまだ日の浅い新人も、立ち上げからの大先輩も、今日たまたま興味を持って見学にきただ…

ミニマリスト。でも優しい思い出だけはたくさんもっている。

物にはあまり執着がない。でも矛盾するようだが物に対してのこだわりが強い。 たいした財産はないが、いくつかの手放せないものや使い続けているものがある。例えばドクターマーチン。20代から何足か履いていたが、50歳の誕生日に厚底のマーチンを貰って履い…

記憶が消えても心の奥に残る想いや情熱。

同じ目的を持って、ひとつの場所に集まって,偶々言葉を交わす。そこにもきっと、なにかの縁というものがあるのだと、この歳になると思うようになった。 この土地に引っ越しをしてきて3年目の春。 少しづつ新たな知り合いも増えた。 その方は、たった一言だけ…

何度言っても足りないありがとう。

恩師という存在がいる人がうらやましい。私は学業も運動もぱっとせず、かといって愉快なキャラでもなかった。おまけに体も弱かったので先生という存在には面倒ばかりかけた。おそらくどの先生もつうしんぼで誉めるネタを絞り出すのに苦労しただろう。でもそ…

ラーメン食べると一気に仲間な気分。

ラーメンを一緒に食べると相手との距離が一気に近づく気がする。ずるずる麺をすすりながら、たまに汁なんてぴしゃっとまわりに飛ばしながら山盛りのラーメンを食う。 ラーメンはどうやったってお上品には食べられない。 食べ終わった頃に満腹感と共に芽生え…

先にたたないのが後悔だけれど、今すごく会いたい人。

まりこさん。まさかこんな事になるとは夢にも思いませんでした。 正直に告白すると、私はあなたに何度も腹を立てたことがあります。腹を立てることの方が多かったと言っていいかもしれません。素直でわがままで、自分の思いどうりにならないとすぐに怒ったり…

偶々の縁。

偶々。 そもそもこれが「たまたま」と読むってことを最近知った。 脳内では今でもぐうぐうと読んでしまう。 ぐうぐうの出会い。けっこう好きかも。 縁とは不思議なもの。 自分の書きたいことを書いているこのブログ。面白いと思う人もいれば、不愉快な人もい…

小説を書き始めた友人を見て思い出した映画。

ブログはたのしい。 ブログはくるしい。 きっとどちらもだろう。どんな形のブログであっても生みの苦しみはあるはずだ。何年も毎日書き続けている人は本当に凄い。 ブログの仲間として知り合った同世代。 〔こんなご時世なんで明るい文章を心掛けています。…

直感やいやな予感はたいてい当たるもんだから。

一年前の今頃のはなし。 娘といった喫茶店が色々な意味で凄かった。なんか定期的にこういう事がある・・・ 老舗名曲喫茶 そこは開業が昭和30年代。クラシックの流れる店内でゆったりとした時間が過ごせる名曲喫茶。そんな謳い文句の店だった。お店は二階建て…

コーダあいのうた。また会いたいやさしいコーダの男の子。

ゆびもじ 久しぶりに手話を勉強していた頃の友達から連絡があった。好きそうな映画があると教えてくれた。 ゴーダ愛のうた 素晴らしい映画だった。 エール!(字幕版) コーダ愛の歌の原作版 コーダとは、きこえない・きこえにくい親をもつきこえる子どものこ…

二郎と切り株とロールケーキ。

なんでそんな変わった事ばかり起きるのかとよく言われる。そして変わった人とよく出会う。類は友を呼ぶだねとよく言われる。 じろうとの出会い。 転勤族なので今まで引っ越しをかなりしたが、10年くらい前に住んでいた物件の大家さんが風変わりな人だった。…

わたしのたいせつな鞄たち。

夫と私はクリスマスや誕生日といった記念日にお互いプレゼントを買わない。何が欲しい?と聞かれても特に欲しい物が思いつかない。こう言うと、さも欲がない謙虚な人みたいだが本当はその全く逆でもらえるなら一回の権利を失敗なく確実に行使したい。あまり…

親愛なる茶熊さんへ。

春の風が好きだ。春の匂いが好きだ。散歩をしながら心の中で同じ事ばかり考えため息を一つ。風の強い春の日が大好きだ。少しまだ冷たさの残る風が好き。髪の毛をぐちゃぐちゃにするくらい強い風が吹く。今日の散歩にはこれくらいがちょうどいい。会ったこと…

大失態。でも温まるこころ。

世の中親切な人が多い。人との出会いには本当に恵まれて生きてきた。20代からずっと人の親切に支えられて暮らせていた気がする。今のように人と出会う機会がなかなか持てないコロナ禍はなんだか人間からリアルで人と話すチャンスを奪ってしまったように思う…

あなどれない人間観察の場。それがトイレ。

さまざまなできごとが。 今まで相当トイレとは長い付き合いだが、本当にお世話になってきた。なぜか昔から本屋に行くと行きたくなるし、二日酔いの朝は長い時間抱いてしまう腐れ縁の友のようなものだ。 若かりし頃、トイレは私にとって様々な信じられない事…

おばあさんの口から宝石のことば。

きょうもわるくち。 血沸き肉躍る他者批判。毎日上手に嫌なことを周りに言う人。 きっと朝トイレに入るのと同じくらいの自然なルーティーンなんだろう。 昔はかわいいやつだったのに。 私もおばさんになるごとに言葉に皮肉を混ぜるのがどんどんうまくなって…

目指すはおもしろいおとな。

自分が子供の頃は大人とは完全なる自由を手に入れた万能な存在だと思っていた。 下から眺める大人たち。 うらやましくて早く大人というものになりたい。 勉強はしなくていい。夜遅くまで起きてテレビを見ていられる。好きなことを言い、好きなだけお金を使え…

渋い。男はおじさんになってからがかっこいい。

かっこよ! 真剣な顔でなにかをしていてそれが終わる。 それまでの張り詰めた緊張感から解放されて一気に自分を取り戻す瞬間。思わず頬がゆるむような喜びの表情。少し前までとはうってかわってリラックスして素の顔に戻る中年男性。それを斜め後ろくらいか…

その顔はなんなん!言える正直さが好き。

なんなん? 私は人に本心を出さずいつもヘラヘラとふるまってしまう癖がある。このヘラヘラや曖昧さを全然許してもらえない手強い友達が数人いる。 手話とろう者との出会い。 10年ほど前に手話を習っていた。前から興味があったのだが色々なタイミングがあっ…

順番に親切のお返しを。

はいどうぞ。 20代は危なっかしくフワフワと生きていた気がする。全くしっかりしていなかったあの頃。 人って優しい。 おかしな事をするたびに見知らぬ人に助けて貰うことも多かった。 ほんの些細な事でも助けてもらった事は忘れない。幸せなことに助けても…

仕事とさまざまな出会い。

はじめてはどぎまぎ。 よく考えもせずに思いつきで何かをやるほうだし、時々痛い目にも遭う。今まで失敗と成功どっちが多いか考えてみたがよくわからない。なにをもって失敗と思うかにもよるだろう。何かをすれば必ずといっていいほどそこには知らない人との…

たぶん今年1番。超絶イライラした日

引越しのように、やらなければならない事が山のようにあるイベントは絶好の人間観察のチャンスだ。役所やらライフラインやら変更することが山のようにある。電話をしたり出向いて色々な人と何度も何度も会話をする。年度末引越しシーズンの3月。どこも混んで…

あわや前代未聞の階段落ち?男の浪漫。

今思い出しても「あっぶねえええ」とゾワゾワするヘルパー時代の思い出がある。何もなかったから良かったがとんでもないヒヤリハット案件だ。訪問介護は自宅の掃除として伺う場合、本人には伝えてなくても実は安否確認の意味も多い。安否確認に行ってとんで…

雪国のあたたかいふつうの暮らし。

もはや凶器な雪 今年は雪が多い。 自然には抗えない。 毎年のことだから慣れてはいるのだが、ただでさえ外出が制限されるコロナ禍に窓の外で白い雪がひたすら落ち続けるのを少し憂鬱な気持ちで眺めた。近所の人と顔を合わせるたびに「もう雪はうんざりですね…

景色を見ながらひたすらぼーっと。人との出会い。

昔から人と不思議な縁で出会ったり、数年後に偶然再会することが多い。20歳くらいの時、新宿駅のバスターミナルでたまたま時間を持て余し隣に座っていた人と少しだけ会話をした。退屈ですね。とかそのくらいの会話だったのだが数ヶ月後に横浜のある場所で再…

辛い旅路。明日は街に出よう。

のこる情熱 50歳過ぎてからばばあになってきたのか天気に気分が左右されやすくなってきた。と、思ったら前からだった。特に冬の寒くなり始めは駄目だ。今日は一日中暗い気持ちだった。ずっと一人の方に思いを馳せる一日。この年齢になると1年間で1度も喪服を…