ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

ラーメン食べると一気に仲間な気分。

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ラーメンを一緒に食べると相手との距離が一気に近づく気がする。

ずるずる麺をすすりながら、たまに汁なんてぴしゃっとまわりに飛ばしながら山盛りのラーメンを食う。

 

 

ラーメンはどうやったってお上品には食べられない。

 


食べ終わった頃に満腹感と共に芽生える仲間になれたような気持ち。


ラーメンはそんなところが良い。

 

 

 

 


はなしがいつもおおげさな女。


今年食べたラーメンの麺を一本ずつ伸ばして並べて行くと相当なもんだ。

たぶん東京まで行くんじゃないかと思うくらい今年の夏はラーメンを食べた。



この前、家族にそんな話をしたら、娘は笑ってくれたが夫は心の底から呆れたような目でこちらを見た。

 

そんなはずないだろう。
いくら食べたとしてもラーメンの麺ごとき、県内の隣町まで行くのが関の山。
下手をしたら町内からだって出られるかも怪しいもんだ。
いつも話がおおげさだからなぁ・・・

 

私は昔から算数は苦手だったし、たぶん感覚もちょっと変だ。

 



いつもそうなのだけど、夫に比喩や盛った話をしても、スンとした顔をされ正論を返されるのでとたんに話がつまらなくなる。

 

冗談が通じない真面目な人なのだ。


でもきっと夫側にだっていいぶんがあるはずだ。

 

 

 

私のするバカみたいな話に対していちいち相手をするのもけっこうめんどくさいだろう。

 

 

すまない。

 

 





現実的な話をされ、ちょっとむきになってラーメン一杯あたり何メートルくらいの麺が入っているかこっそり調べた。

 

一杯が平均50メートルくらいだった。


週3で

50✖️3で150メートル。

 

20週で計算したとしてもたったの3000メートル。

3キロだった。

実際はそれよりは少ない。

 

 

たしかに。

 

東京までどころか町内からも出ていない。

 

 

 

 

夫の言う通りそんなでもなかった。

 

私の負けだ。

 

 

 

ほれ見たことか!と言われそうなので、この計算結果は言わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

このままだとふとる。



 

私が就いた清掃の仕事はお客様のところに出向き依頼された業務をこなす。


当然移動が多く、今年のような暑い車内にお弁当を置くと痛むし、何時にどこで食事をすることになるかも分からないのでコンビニか外食が多い。

 



いろんな町で美味しいと噂のラーメンを週3くらいで食べていた。

50代の新人おばさんは今年申し訳ないくらい食事をごちそうになった。


 

40℃近い暑い中頑張ってくれたから。

冷房のきいた店で美味しいのを食べよう。

 

 

いつもこんな感じだった。

 

 

 

バブル期の20代の娘でもないのに、こんなおばさんが図々しくもご馳走になっていいのだろうか?

 

ご馳走になるなんて久しぶりすぎてちょっと不安になり、いいんでしょうかと先輩に相談したら、そんな時は普通にごちそうさまでいいんだよ。と言われた。

 

伝統のようだ。

 

 

なので恐縮しながらもありがたくいただいた。

 

 

ラーメン巡りは本当に楽しい。

 

過去の現場の事を上司と話す時、

あの味噌ラーメンを食べた日の現場とか、

冷やし中華の日の掃除とか、

食べたものを言われるとピンとくる。

 

 

 

それだけ食事は心に残る。

 

 

 




私は昔から超猫舌なのだけれど、最近それも徐々に克服してきた。

 

なにしろ男性は特に食べるのがおそろしいほど早い。

そんなにいつまでも待たせるわけにいかないと思って頑張って食べていたら、熱いラーメンも慣れて素早く食べれるようになった。


それにしてもこうやって夜中にラーメンの事を書いていると無性に食べたくなる。
ラーメンというのは全く飽きない。


飽きるどころかラーメンを食べ始めると、定期的に体にラーメンを補充したくなっている気がする。


 

 

 

ラーメンというのは恐ろしい食べ物だ。

 

 

 

 

 

 

 

新たな出会いとラーメン。

 

 

最近やりたいことが見つかってサークルの見学に行った。

その時、数日後のイベントで簡単な手伝いをしませんかと誘ってもらった。

イベントの日は、たまたま仕事も休みだった。

これも何かの縁だと思い、行く事にした。


 

 

前日に再度連絡があって

気が重かったらドタキャンしたってOK。
急に用事が出来て不参加も大丈夫。

義務ではなく楽しんで参加してください。


こんなふうにメールがきた。

 

コロナやインフル、急に何があるかわからないまだまだ油断ならない時期、一気に参加への精神的なハードルを下げてくれる寛容さはありがたい。

 



こんな風に言葉で気遣いができる人になりたい。

 

本当に素晴らしいと思い見習いたくなった。

 

 

 

 

 

 

 


イベントは午前中で終わり、ちょうどお昼だった。

 

知り合ったばかりの人達と一緒にラーメンを食べに行った。


その店の人気ナンバーワンは味噌ラーメンだという。

 

 

じゃあそれにしますと同じ物を注文したが、運ばれてきたラーメンを見た瞬間思わずやべぇと言う言葉が口から出た。

 

 

大げさではなく洗面器に近いようなデカいどんぶりに山盛りの野菜が盛られたラーメンが運ばれてきた。

 

 


「全部食べれるかなぁ?」

 

一抹の不安。

70代の大先輩。
同い年の女性。
これまた同い年の代表の男性。


男性はチャーシュー増し増しで更に量が多いのを頼んでいた。


凄げぇ・・・




ずるずる。

 

 

 

ほんのこの前まで話したこともなかった人たちと一緒に必死でラーメンを食べている不思議。

 

 

 

楽しい食事だった。

 

 

 


そろそろ本格的にトレーニング。

 

 

 

今年の夏はラーメンで体力を維持し乗り切った。

 

 

 

しかし、最近心なしか体が重くなったような気がする。

 

暑いからとジムもさぼっていたが、最近やっと再開し、30分走るのがこんなにきつかったかと驚いた。

やはり気のせいではなく体が重い。




距離にして3000メートルの麺。

 

距離は大した事なかったが、肝心のカロリーを計算するとこれは本当にやばい。

 

 

 

ラーメン一杯カロリー800✖️週3✖️20週くらい。

それを体に入れたのか。

 

 

 

恐ろしいので考えるのをやめた。

 

 

 

これからも美味しくラーメンを食べるためには、もっともっと運動しなければ。

 

 

根雪のように肉が体に積もる前にリセットしなければ。

 

やっとその事に気がついた。

 

 

 

 

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