ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

コロナが持ち去ったものいろいろ。

 

 

 

 

 

 

コロナ療養が終わって味覚障害が、がっつり残った。

 

 

食べても、飲んでも最後に苦味を感じる。

味は普通に分かる。
口に入れた瞬間は美味しい味が普通にするのだけど、本来の味プラス苦みが周りにかぶさって後から追いかけてきているような感じ。

実際には苦味のあるものを食べてないのだからこれは一種の脳のバクなんだろうか。



普通に味が感じるから料理も出来るのだけど、作ってもあんまり食べる気がしない。
以前に比べて食欲が半分以下に落ちた。

体調を崩さないように最低限のご飯とおかずは食べている。





それでも悲壮感を感じてはいないし、どちらかというとこの不思議な状態をどこか面白がって観察している自分もいる。


もともと食べ歩きが趣味とかじゃないから、そこまで悲しくないのかもしれない。





コロナで何を飲んでいいか分からないほど気持ち悪かった時に、飲まないと脱水症状になるからやばいと思って色々飲み物を買ってきてもらって飲んでみた。

 

コロナで香りに敏感になっていてジュースの香料が不自然に感じて嫌いになった。

コロナがだんだん治ってきてからカフェオレを飲んでみたら美味しく飲めたので、調子に乗って飲んだら腹を壊した。
あれ以来怖くて牛乳が飲めなくなった。

今日出かけた先で喉が渇いてジャスミン茶をコンビニで買ったら、ただただ苦くて驚いた。


あれほど好きだったチョコもお菓子も食べたくない。
ヤクルトも変な味がした。




今年の夏はめちゃくちゃ胃の調子が悪かったから、一旦このまま食欲がない状態で過ごすのも胃が休まって悪くない。


 

めずらしい事が自分の体に起きているからには、いつまで続くか分からないけれどその状態なりの生活をすればいい。
今ならプチ断食みたいな事も簡単に出来るかもしれないなんて考えている。




小食ぶって食べれないというのもきっと今だけだろう。

自分の味覚がどうやって回復していくのかも観察してみようと思う。




ただ、まだ試していないのだけど煮干しのラーメンがまずかったらちょっと悲しいかもしれない。




 

 

 

辛いこと探し

 

 

 

 

 

私は夏にしばらく心を病んでいた。


仕事以外は本当に動くのも億劫で、気持ちが上がらず家に引きこもりたかったが、この夏の猛暑日に窓用エアコンしかつけれない15アンペア契約の我が家。

毎日地獄のように暑かった。

サバイバルのような毎日で、あまりの暑さに参っていたら免疫力が低下したのかコロナになった。

 

コロナでうんうん苦しんでいる間に暑さはいつの間にか終わっていた。



窓を開けて、涼しい風が入ってくる夜。
タオルケットだけじゃちょっと寒いっていう最高に気持ちのいい大好きな秋になっていた。







夏に病んでいた原因は何一つ解決したわけではないのだけれど、暑さだコロナだと辛いことが次々に入れ替わっていくことで最初の悩みが消えてきた。



辛いこと探しはキリがない。
悲劇のヒロインぶって落ち込んでいたら、シャレにならないくらい具合が悪くて脳がリセットされた。




 

コロナは、かからないに越したことはないけれど今年の私には必要だったのかもしれない。


いろんな人からのメッセージで温かい気持ちになった。

 

 






良くない出来事であっても、きっと起きるすべてになにか意味がある。




               ココ