ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

身につけたい丁寧に物事にむかうということ。

ていねいに。 50代になっても不器用は変わらない。私の母は非常に手先が器用だし、父もそういえばなんでも作っていた。良いことは遺伝してくれたらよかったのに、こればっかりはうまく行かないものだと思う。なにかを習う場面で、一回聞いただけですぐにそれ…

ポイントカードをやめて買い物と脂肪を減らしたい。

おとくだいすき。 近頃では、買い物のたびにポイントをためるのが当たり前になった。 昔は、ポイントカードではなくて、切手みたいなスタンプをもらって、それを台紙に貼ってカタログに載った商品と交換した。 グリーンスタンプとか、ブルーチップとか言う名…

河童のいた穴。

そこは秘密の場所だった。 左手に山の斜面、右手に畑が続く道を進み、ほとんど流れのない堰にかかる、小さな橋を渡る。そこから少し歩くと、足許が水気を含んだ沼地のようになり、毎回ズック靴が中まで濡れてくる。そこは驚くほど静かで、誰もいない。 静け…

ミニマリスト。でも優しい思い出だけはたくさんもっている。

物にはあまり執着がない。でも矛盾するようだが物に対してのこだわりが強い。 たいした財産はないが、いくつかの手放せないものや使い続けているものがある。例えばドクターマーチン。20代から何足か履いていたが、50歳の誕生日に厚底のマーチンを貰って履い…

まだ検索してないのになぜわかった?のふしぎ。

最近、ちょっとおかしい、と思うことがあって家族に話したのだが「また、変な事を言ってる。」 「さては、陰謀論者か?」と半笑いで流された。私はめちゃくちゃ適当な性格と、ものすごく神経質な面が混在していてその都度言うことも変わり一貫性もない。 子…

記憶が消えても心の奥に残る想いや情熱。

同じ目的を持って、ひとつの場所に集まって,偶々言葉を交わす。そこにもきっと、なにかの縁というものがあるのだと、この歳になると思うようになった。 この土地に引っ越しをしてきて3年目の春。 少しづつ新たな知り合いも増えた。 その方は、たった一言だけ…

じょっぱり。素晴らしい映画だった。

戦場では子供の泣き声が聞こえなかった。花も咲かなかった。保健と看護にその生涯をかけた花田キミという女性の生涯を描いた映画の終盤で出てきた台詞。戦争と感染症。繰り返す歴史。 子供の声が聞こえ、普通に町を歩けて、春には花が咲くという当たり前が、…

母の歴史を俯瞰することからはじまる。

なぜいまそのはなし? 人には優しくありたいと、常に心から思っているし、他人には親切でいたくて実行している。 ところが困ったことに、自分の心の中には頑固なもう一人が住んでいて非常に冷酷で、短気な面がある。 それはまるで鬼婆と言った感じで、腹の中…

2月は私にとって新しいスタートの月。

自分の記憶にある限りでは、二月二日はいつも震えるほど寒い。毎年記録をとっていたわけではないのだけど、暖冬だった今年でさえも、やはり誕生日のその日は、例外なく厳しい寒さだった。出勤時間の路面は、リンクのようにテカテカに凍っていた。運転が下手…

憧れの毎日更新と偶々ばかりの生活。

最近。 忙しすぎて家の中がなんとなくこぎたない。 掃除の仕事をしていながら、自分の家がうす汚れている。お客様のお宅に伺ってお掃除するときに、「汚れを見て見ぬふりをしちゃってー」なんて恥ずかしそうに言われるけれど、必ず思う。大丈夫です。我が家…

イトーヨーカドーは私にとってデパートだった。

東北の田舎で育ったので、知らない事、足りない物ばかりだった。 そんな環境だと、何かに出会った時の感動が大きい。 些細なことで豊かな気持ちになれた。 そんな記憶が、今でもくっきりと残っている。 心躍る前夜。 「明日、町さ連れで行くはんで早く寝ろ」…

今を生きるということ。

砂時計の砂があとわずかになった時、慌ててひっくり返し、のこり時間を引き延ばす。 それでも容赦なく、砂は下に落ちていく。 わずかになった砂は、仲間の砂のところに行こうと、速度を増しているように見える。 ひっくりかえして3分追加。 30年以上昔、百貨…

語りたい。50代からの挑戦。

声というのは人それぞれで、素敵な声の持ち主は心底うらやましい。 わりと声フェチなところがあって、若い頃は声が素敵ってだけで、その人を好きになったこともあった。 昔は職場で嫌々ながら連れていかれたスナックで、いかついおじさんがイメージと全然違…

近くにいずとも元気ならば。

私と父は誕生日が1日違いだ。 結局20年以上会っていないのだから、何の因果かと思ってしまう。 母は、 「ぜったいに忘れないように近い日に産まれたんじゃない?毎年泣いて思い出してるでしょきっと」 そんな風に言ったりする。 毎年のように1日違いの誕生日…

反面教師にしてほしい。だめな母親だった自覚あり。

怖っ 過ぎたことを悔やむくらい、無意味なことはない。 分かっているけど、時々なにかのきっかけで、嫌な奴だった自分を思い出す。 自分が一番覚えているあれやこれや。思い出すと、はぁーと、声が出てしまう。 ブラッシュアップライフみたいに記憶を持った…

ようやく復活。目標をたてる。

年が明けてから、色々なことがあって気持ちが落ちてしまい、文章が書けなくなっていた。 それと同時期に、離れて暮らす家族も合わせて、5人中3人がコロナになった。3人ともけっこう大変そうだったが、無事快方にむかった。 心配しすぎる私への息子のライ…

今年一年ありがとうございました。

今年は出会いの多い年だった。 偶々ブログを見つけてくれた顔の知らない大切な友人。 インターネットのない時代なら、考えられなかった出会い。 新しい職場では、自分の足りなさを認める事が出来た。 気負わずに、ありのままで、自分の出来る事をすればいい…

ひくほど笑っていたクリスマスの思い出。

メリークリスマス 今年職場で知り合った少し年上の人に幼い頃のクリスマスの思い出を聞いた。 クリスマスプレゼントは、お母さん特製の手作りのおやつで可愛い紙袋に入っていて、子供心にとても嬉しかったそうだ。春雨を油で揚げてガーリックパウダーをまぶ…

架空の場所を夢で歩く。

娘からインフルエンザがうつってしまい、数日間寝込んだ。過去に一度たりとも看病でうつったことがなく、自分はインフルエンザにならないという謎の自信があったのに、今回はきっちりもらった。そういえば今年はコロナにもなり、風邪の当たり年のようだ。噂…

めまぐるしい1日が終わり。

いつもブログを訪問頂きありがとうございます。 今日の夕方、インフルエンザの高熱で寝ていた娘がトイレで気を失い救急車を呼びました。 適切な処置をしてもらい、数時間後に自宅に戻りました。 救急車は今、大変な出動件数のようです。 症状を見ながら、こ…

植物たちにも思い出はあるのだろうか。

今の場所に引っ越しをして二度目の冬がやってくる。 今年は暖冬のせいか、ここ北国にも全く雪が積もっていない。 家の前に今年の春、気まぐれに植えたマリーゴールド。夏の間は暑さで全然元気がなかったけれど、先月季節を勘違いしたように咲いていた。 そろ…

何度言っても足りないありがとう。

恩師という存在がいる人がうらやましい。私は学業も運動もぱっとせず、かといって愉快なキャラでもなかった。おまけに体も弱かったので先生という存在には面倒ばかりかけた。おそらくどの先生もつうしんぼで誉めるネタを絞り出すのに苦労しただろう。でもそ…

永遠かと思うほど長かった一週間。

心ここにあらず。 胸がはりさけそうな気持ち。 私はちょいちょいそんな気持ちなる。 どれだけ情緒不安定なんだと思うが、なるのだからしょうがない。 私のように適当な性格でも、一応親として3人子育てしてきたからなのか、子供の体調不良は目を見ると瞬時…

責めない指摘しないおばさんを目指す今日この頃。

いそげー。 最近つくづく思う。寛容な人でありたい。油断するとすぐ忘れて、「なんだあいつ許せねぇ」なんて下品な事を口走る。 鬼の首でもとったような。 この前アマゾンで買い物をして届くのを待っていた。最近では日用品なんかも便利なのでアマゾンで買っ…

今年最大のガソリンの無駄遣い。

そいつにはいつもお世話になっているのに感謝が足りなかったのだろう。いつも分からない事を聞いて頼りにしている癖に心の底からは信用していない。 聞く→答えるというだけの関係性。非常に愛想もなく必要な時にしか答えが返ってこない。時々あまりにも黙っ…

悲しいことの多い年。

会えなかった友人。 今年の3月に15年ぶりに友人達と集まりとても楽しかったのだが、その日急きょ孫の面倒を見るために、会えなかった友人がいた。その友人は私とあまり年が変わらないのに20歳という若さで結婚し、3人の子どもを育てた子育ての大先輩だった。…

わしゃあねねぇふるあずき。

このふるあずきはやぐ寝ろ! 幼い頃何度言われたかわからない。 誰が考えたことば? 東北地方で夜更かしでいつまでも寝ない子どもの事をふるあずきと言った。 今でもこの方言を使う人はいるのだろうかというくらい昔聞いた言葉だ。 古いあずきは硬くてなかな…

ラーメン食べると一気に仲間な気分。

ラーメンを一緒に食べると相手との距離が一気に近づく気がする。ずるずる麺をすすりながら、たまに汁なんてぴしゃっとまわりに飛ばしながら山盛りのラーメンを食う。 ラーメンはどうやったってお上品には食べられない。 食べ終わった頃に満腹感と共に芽生え…

若かりし頃。おしゃれの暗黒時代

いふりこぎえふりこぎ。東北地方で使われる方言で見栄っ張りとか、ええかっこしいの事を言うのだけど私には脈々とその血が流れている。 お洒落ですね。 先日。前から興味のあったサークルの見学に行った。私はわりと人見知りなので見学に行くにも随分悩んで…

悪口という鎧をつけた母。

ききたくな。 毎日ご機嫌で過ごしたいが実際のところそれが一番難しい。小さい事に幸せを感じて淡々と生きればいいのだろう。 身の丈に合った丁寧な暮らしで口角を上げて姿勢よくうすく微笑みながら。 例えばさつまいもが美味しかったことが幸せでしたとブロ…