偶々。
そもそもこれが「たまたま」と読むってことを最近知った。
脳内では今でもぐうぐうと読んでしまう。
ぐうぐうの出会い。
けっこう好きかも。
縁とは不思議なもの。
自分の書きたいことを書いているこのブログ。
面白いと思う人もいれば、不愉快な人もいる。
昔から言うけど、全員に好かれる人なんていないんだよ。
当然のことだ。
そのブログを、ずっと読み続けてくれた人がいた。
私はそれを、その人が空に旅立ってから聞いた。
そんなに有名でもないこのブログをどうやって見つけたのだろう。
おばさんの自分語りを何がきっかけで読もうと思ったのだろう。
きっとそこには何かの縁があって見つけてくれたのだろう。
綺麗に初期化された携帯電話に、ブックマークされた二つのブログ。
悲しいくらい潔く思い出をすべて消し去っていた。
私はその行動がとても良く分かった。
話を聞けば聞くほど、彼女の気持ちが理解できた。
なぜ二つのブログを残していったのか。
彼女が残してくれた二つのブックマーク。
愛情に満ちた彼女の企み。
それはきっと偶々ではないだろう。
人と人を繋ぐこと。
優しい彼女の願いだったのだろう。
繋がるはずのない人と人を彼女は繋いでくれた。
平仮名と漢字の使い分け | キジとら (kijitora.link)
人生は本当に不思議。
自分の周りに何本も張られた糸。
そのはじっこを触れてくれた人と縁ができていく。
偶々、文章を書いて
偶々、それを見つけてくれた縁。
きっかけは、ほんの些細な行動。
そこに離れがたさや、懐かしさを感じたり
見知らぬその人にどうか幸あれと願ってしまうのが縁なのだろう。
相手に何かを望むのではない関係。
ただ、自分がしてあげたい事だけをする。
偶々、人と繋がる。
ぐうぐうから始まる素敵な縁。
今日も暑かった。
暑い地域のあの人も、
体の弱いあの人も
いつも忙しいあの人も
頑張っている不器用なあの人も
みんなみんな
一日を終える時、憂いのない日であればいい。
せっかく繋がった縁。
ひとつひとつ大切に生きていきたい。
ココ