ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

記憶が消えても心の奥に残る想いや情熱。

同じ目的を持って、ひとつの場所に集まって,偶々言葉を交わす。そこにもきっと、なにかの縁というものがあるのだと、この歳になると思うようになった。 この土地に引っ越しをしてきて3年目の春。 少しづつ新たな知り合いも増えた。 その方は、たった一言だけ…

母の歴史を俯瞰することからはじまる。

なぜいまそのはなし? 人には優しくありたいと、常に心から思っているし、他人には親切でいたくて実行している。 ところが困ったことに、自分の心の中には頑固なもう一人が住んでいて非常に冷酷で、短気な面がある。 それはまるで鬼婆と言った感じで、腹の中…

2月は私にとって新しいスタートの月。

自分の記憶にある限りでは、二月二日はいつも震えるほど寒い。毎年記録をとっていたわけではないのだけど、暖冬だった今年でさえも、やはり誕生日のその日は、例外なく厳しい寒さだった。出勤時間の路面は、リンクのようにテカテカに凍っていた。運転が下手…

憧れの毎日更新と偶々ばかりの生活。

最近。 忙しすぎて家の中がなんとなくこぎたない。 掃除の仕事をしていながら、自分の家がうす汚れている。お客様のお宅に伺ってお掃除するときに、「汚れを見て見ぬふりをしちゃってー」なんて恥ずかしそうに言われるけれど、必ず思う。大丈夫です。我が家…

今を生きるということ。

砂時計の砂があとわずかになった時、慌ててひっくり返し、のこり時間を引き延ばす。 それでも容赦なく、砂は下に落ちていく。 わずかになった砂は、仲間の砂のところに行こうと、速度を増しているように見える。 ひっくりかえして3分追加。 30年以上昔、百貨…

語りたい。50代からの挑戦。

声というのは人それぞれで、素敵な声の持ち主は心底うらやましい。 わりと声フェチなところがあって、若い頃は声が素敵ってだけで、その人を好きになったこともあった。 昔は職場で嫌々ながら連れていかれたスナックで、いかついおじさんがイメージと全然違…

近くにいずとも元気ならば。

私と父は誕生日が1日違いだ。 結局20年以上会っていないのだから、何の因果かと思ってしまう。 母は、 「ぜったいに忘れないように近い日に産まれたんじゃない?毎年泣いて思い出してるでしょきっと」 そんな風に言ったりする。 毎年のように1日違いの誕生日…