最近。
というかスマホを持つようになってから、
記憶力が低下してるように感じる。
わすれる。
先日、数ヶ月先のライブの先行予約を申し込んだ。
アプリを入れたりサイトの会員になったり色々面倒な登録をした。
大物アーティストで申し込み多数の場合は抽選との事でドキドキして待った。
もしやコロナで中止になったらあきらめよう。
行けたら嬉しいがダメもとで、どちらでもいいと思っていた頃当選のメールが届いた。
期日までにお支払いくださいとの事だった。
それではすぐにクレジットで決済をしようと思った。
詳細はこちら
この文字を押したら次にログインを求められた。
てっきりスマホが覚えていてくれているかと思い込んでいたパスワードが出て来ない。
焦りながら、記憶にあるパスワードを打ち込んだ。
私はパスワードを決める時、サイト名と自分の名前のローマ字を組み合わせた一定の法則を決めていた。なのでこんなの余裕だと思った。
迷いなく入力したら違った。
ならばたぶん末尾をこの数字にしたのだな?
入力したらまた間違えた。
そこで3回以上間違えるとロックがかかると脅された。
人生で過去にも何回も訪れたパスワード地獄である。
過去には、忘れたときの秘密の質問がなんだったかまで忘れたこともあった。
すっかりわすれる。
落ち着こうと思い申し込みをした日の記憶を辿った。
申し込み日は、かなりの大雪の日で次女と朝チケットの話をしていた。
やばいほど駐車場に積もった雪かきもせずスマホで延々と申し込みをしていた。
先行予約が開始されすぐに繋がらなくなった
何回やってもダメだった。
大雪でネットが弱いのかと思い、窓際でやった。
半ば諦めムードの時にスっと繋がった。
よっしゃぁぁ!
さ、雪かき雪かき…
そこまでは思い出した。
で、書いたメモはどこに…?
そういえば娘にちなんだパスワードにしたような…
いくら考えても思い出せずに、もう面倒になって再設定をした。
記憶力というよりちゃんと書けよっていう話だろう。
記憶力はよかったはず。
昔は電話番号をたくさん覚えていた。
数十年前は彼氏の電話番号を指が勝手におぼえているなんてのもあった。
お高い紳士服の接客をしていた頃はお得意様の情報はかなり頭に入っていた。
転勤族で何回も住所が変わったが、最初のうちは前の住所や電話番号もすぐに頭の中の記憶から取り出せた。
それが今では旧住所や電話番号を書く欄があると途端に頭が拒否反応をする。
夫も私以上にそんな感じのなので
「なんだっけ?」「はて、なんだったべなー」「わからん」
こんな会話でらちがあかない。
脳が確実に退化している。
かんがえろ。
そのくせ知ったかぶりは前より酷くなった。
わからないことはすぐGoogle先生に聞いて、さも前から分かっていたように話す。
テレビを見ていて芸能人の誰かが結婚してるかとか何歳なのか?
どうでもいい事でもすぐ確かめたくなって検索している。
相手が勘違いして言ってたりすると目の前で調べて
「違うってよ」
わざわざ画面を見せて指摘する。
スマホのおかげで随分生活は便利になった。
私たち夫婦の高齢の母達も、数年前から少しづつ教えた成果が最近でてきて、スマホでラインができるようになった。
70代にとってスマホは脳の活性化になっていいと思う。
活性化か、退化か?
ちょっとスマホに頼りすぎるのもやめなければと最近マジで思っている。
ココ