私は私の作品を、ほめてくれた人の前では、極度に矮小になる。
その人をだましているような気がするのだ。
太宰治の「自作を語る亅の中の言葉。
自作を説明するという事は、既に作者の敗北であると思っている。
いやならよしな、である。
自作を語れと言われ、自作を語るなんて野暮なことをしたくないと、屁理屈をつらつら述べている。
それでいて、早く、一枚3円以上の小説ばかりを書きたい。なんていやらしい事を言う。
分かる。
まるで、現代のブロガーみたいな事を思っていた、ダザイオサム。
流行はしたくない。
また、流行するわけも無い。
流行の虚無も知っている。
嘘つけ!
めちゃくちゃ売れたいし、承認欲求ありありのブロガーのようだ。
分かる。
太宰治って、あの暗い本を書いてる?
代表作のイメージから、ネガティブな感想を持たれる事が多いが、人間への洞察力と、豊かな感受性に溢れた作品がたくさんある。
そして、ユーモアがあり、陽気な面も多い。
私も、最近まで、これほどたくさんの作品がある事を全く知らなかった。
毎回、その難しさと面白さに、頭を抱えながら参加するドラマリーディング。
また、口から心臓が飛び出しそうな時間を
楽しもう。
アーカイブは残りません。
開始が遅れる事もあります。
声優劇団「津軽カタリスト」ひとりドラマリーディング 『 迎え火 』 作:鶴乃大介 出演:平田成直 2023.04.16(日) - YouTube
本当に鼻血を出すか、ぶっ倒れるかもしれない。
ココ
津軽カタリスト
興味のある方は是非体験を。