ココからのブログ

昭和生まれの50代ココです。

何のお告げか何度も見た夢の話。




夢を録画できる機械があったらぜったい買う。
疲れて風呂が面倒な時用の自動からだ洗い機と共に至急開発して欲しい電化製品だ。
夢グループのCMで売っていたらたぶんすぐポチる。

夢のおもいで。




長女が家にいた頃。
毎晩のように夢を見ていて朝起きるなり、昨晩見た夢の話をしていた。


きっと本人にしてみればものすごく面白い夢だったんだろう。
自分の頭の中の記憶を一生懸命話すのだが、聞いてる側は正直半分も内容がわからない。
言葉で説明されてもいまいちイメージが出来ないのだ。

夢はそもそも設定がありえない。
凄い芸能人とタメ口で話せる仲だったり、
城に住んでいたり、時代背景が今じゃなかったり。
自分がバリバリのキャリアウーマンだったりと非現実的だ。



おまけに今の場所から、あっという間に違う場所に瞬間移動できるし空も飛べたりする。

実は私も昔は、娘に負けないくらいよく夢を見ていた。

高校生の時。

夢にミュージシャンの角松敏生が突然現れた。
町内の小さなスーパーで一緒に買い物して帰りにフードコートで生ジュースを奢ってもらった。
あの都会的でかっこいい男性と夕方の田舎道を二人でこそこそと歩いていた。
ずっと一緒にいたかったがどうせ親父に怒られ引き裂かれるんだと悲劇のヒロイン気分で目覚めた。
その日から角松敏生がめちゃくちゃ好きになった。


それまで全然興味がなかったのに急に存在が気になりだし、当時お金を貯めてLPレコードまで買っている。


夢の出来事は唐突でなんだか訳がわからない。



もっと小さい頃の夢。

夢はけっこうな危険が孕んでいる。
たぶん2人に1人くらいは私と同じ経験をしているのではないかと思っている。

私の家は父の仕事柄、小学校からものすごく遠かった。
学校から歩いて30分以上かかる場所であまり周りに民家もないような所に建っていた。
小学校を出る時ちゃんとトイレに行けばいいのに、いつもなんにも考えずに帰りたい一心で出発した。
ちょっと尿意があっても気合と我慢でなんとかしようと思っている。
正直古くて暗い学校のトイレが少し怖かったのだ。

ただでさえ家が遠いうえ、ダラダラ遊びながらの帰り道。

家まではまだまだの地点。
その日、猛烈におしっこがしたくなった。
早歩きで黙々と一心不乱に前に進むが一向に家に着かない。
最初から分かっている事なのに学習能力がなくいつもこのパターンだ。



田んぼや畑が広がる田舎道。
家に帰る道は何通りかあって今まで一回も通ったことがないルートもある。

その日はあまりの限界に近道をしようと思った。
細いけもの道のようなところをどんどん進むと急にひらけた先に川がごうごうと流れている。


人気のない奥の方にこんな所があったのかとびっくりしたが、その時はすでに若干ちびりそうな感じまで来ていた。

おまけに川の流れなんか見たもんで一気に気が緩みこっそりそこでおしっこをすることにした。

はしたない格好できょろきょろ周りを見てからおしっこをした。
今はそんな馬鹿な子供はどこを探してもいないだろう。


「さっぱりした~。」


解放感を味わった。
そこで目が覚める。

川でおしっこをする夢を見ながら布団の中でしっかりおしっこをしていた。


時すでに遅し

夢は怖い。
ちなみに現実にそんな川はなかった。

kanahebijiro.com

何回も見る夢。



夢の話はまだあって夫は定期的に何回も同じ夢を見る。

昔のぼっとん便所に仕方なく入る夢。
あまりに汚くて用を足す前に嫌々ながら掃除をしているらしい。
おまけに用を足し終わってみたら紙がなくて泣きたい気持ちになっているらしい。
次の朝
「ほんとうに嫌だった」とつぶやく。

実際に夢を見ながら用を足してなくて良かったと心から思いながら聞く。



そして私も何回も繰り返し同じ夢を見ていた時期があった。


小さい頃に住んでいた家にいる。
家の前からずーっと遠くの田んぼを見ている。
田植え前の水がはられた田んぼ。 田んぼの泥水が、なにかおかしい気がする。
なにかの生きものが水の中にうじゃうじゃいる・・・

なんだろうと目をこらすとそこにはたくさんの白い蛇がいるのだ。


まったく怖くもなく嫌な感じはしなくてただ眺めている。
その中の1匹の蛇が急に高く飛び跳ねてまた水に戻る。


毎回夢はここで終わる。



なんとも不思議なきもちになる夢なのだがあまりにも何回も見すぎて、夢を見ながら
「あ、またこの夢だ」

寝ながら夢だと分かってその光景を見ていた。

実際の私は蛇は大の苦手で本当に目の前にあの光景が現れたら腰を抜かしそうなのだけれど
夢を見ている時はなんだか綺麗だとさえ思っている。

夢を楽しみたい。




少し前に鎌倉殿を見ていたら、頼朝の夢枕に法皇様が出てきて大騒ぎしたり、政子と八重とで昨日の夜どちらの夢に先に頼朝が現れたかでマウントを取り合って揉めてたりしていた。

昔は夢のお告げや偉い人が夢枕に立つことに大切な意味があると信じていたのだろう。

私の蛇の夢や、夫のトイレの夢。
何回も繰り返してみることに何かお告げや意味があったのかもしれない。

そう考えると夢は神秘的だと思う。

昔飼っていた犬はへそを上にして寝ながら、その場で手足を動かして走っていたがあれもきっと夢を見ていたのだろう。
どんな夢だったかぜひ聞いてみたかった。


監視カメラやドライブレコーダーみたいに、頭にセットしておくと夢を見た瞬間から録画がスタートされていたら面白いだろうなと思う。


夢で起きる突拍子もない出来事の面白さはどんなドラマでもかなわない。

あとは、

高いところから落ちる夢
歩いても歩いても前に進めない夢。

あれを体感できるアトラクションがあったら絶対にやってみたい。

                  ココ

夢ってこんな感じ?⤵